かん こつ きゅう。 寛骨(かんこつ)とは

股関節(こかんせつ)とは

かん こつ きゅう

骨盤の左右壁をつくる1対の扁平骨 へんぺいこつ をいう。 古くは (『解体新書』での記載)と書き、「広い骨」の意味であった。 古いラテン名では「無名骨」とか「窓のない骨」とよんだ。 現在のラテン語学名 Os coxaeは「腰の骨」とか「股 また の骨」の意味をもつ。 寛骨は、元来は腸骨、坐骨 ざこつ 、恥骨の3個の骨が癒合してできたものである。 この3個の骨は、16~17歳くらいまでは互いに軟骨によって結合しているが、それ以後は完全に化骨癒合し、1個の寛骨となる。 腸骨は寛骨の上半部を占め、扇状に広がった扁平状の部分で、この内側面上部はおもに腸を支える。 坐骨はその後下部、恥骨は前下部につながる部分である。 椅子 いす に座ったとき、椅子面に接する出っ張った骨の部分は坐骨結節という肥厚部である。 坐骨と恥骨とは坐骨下枝と恥骨下枝とによって結合し、閉鎖孔をつくっている。 3個の骨の結合部は寛骨外面のほぼ中央部にある椀 わん 状のくぼみである寛骨臼 きゅう のなかにあたる。 寛骨臼には大腿骨頭 だいたいこっとう が接し股関節 こかんせつ を構成している。 [嶋井和世].

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骨盤骨折(こつばんこっせつ)とは

かん こつ きゅう

本記事を書いている私は整体歴15年で、整形外科クリニックでも8年間の臨床経験があります。 質の高い研修会や学会に年間100時間~200時間参加し、知識や技術を学んでおり、解剖学知識については日々研鑽していますので、記事の信頼性に繋がるかと思います。 骨盤の簡単な解剖学 今回はお手当てをする際に頭蓋骨と同じくらい重要になってくる 「骨盤」についてお話していきます。 骨盤って大体どのあたりあるかは分かる方は多いと思います。 しかし、骨盤を作っている骨の一つ一つのこととなるとご存じない方も多いのではないでしょうか。 ここでは骨盤の構造をざっくり解説していきたいと思います。 骨盤とは4つの骨がくっついてできています。 寛骨(かんこつ):左右にある骨で骨盤の中で最も大きな骨です。 もともと寛骨も腸骨、恥骨、坐骨の骨が成長に伴い癒合し1つの寛骨になります。 仙骨(せんこつ):左右の寛骨の中心に位置し、骨盤後面を覆う三角形の骨です。 仙骨も5つの仙椎があり、成人するまでに癒合すると言われます。 脳と脊髄は三層構造の髄膜により覆われています。 その一番外側の層である硬膜は、頭蓋骨の後頭骨と第2仙椎に付着していて解剖学的な繋がりがあります。 その為、頭蓋骨と仙骨は互いに影響しあっており、これを「コアリンク」と呼びます。 お手当てをする際に重要になってくるポイントです!仙骨の動きが悪くなると、硬膜によりつながりがある頭蓋骨の動きまで悪影響を及ぼすことがあります。 尾骨(びこつ):尾骨は人間が進化する過程で退化した部分(しっぽ)だと言われます。 骨盤の前面 (出典:グレイ解剖学第1版) 腸骨窩(ちょうこつか) 腸骨稜(ちょうこつりょう):腸骨の上縁 上前腸骨棘 ASIS (じょうぜんちょうこつきょく):腸骨稜の前端 下前腸骨棘 AIIS (かぜんちょうこつきょく):上前腸骨棘の下方坐骨枝(ざこつし) 寛骨臼(かんこつきゅう)大腿骨頭と股関節(臼状関節)を形成する窪み 腸恥隆起(ちょうこつりゅうき)恥骨上枝が腸骨へ移行するところ 恥骨上枝(ちこつじょうし) 恥骨下枝(ちこつかし) 骨盤の後方 (出典:グレイ解剖学第1版) 上後腸骨棘 PSIS(じょうごちょうこつきょく):腸骨稜の後端 下後腸骨棘 PIIS(じょうごちょうこつきょく):PSISの下方 坐骨結節(ざこつけっせつ) 恥骨体(ちこつたい) 閉鎖孔(へいさこう) 骨盤の関節の名前 腰椎と仙骨は 腰仙関節(ようせんかんせつ) 仙骨と腸骨は 仙腸関節(せんちょうかんせつ) 仙骨と尾骨は 仙尾関節(せんびかんせつ) 左右の恥骨は 恥骨結合(ちこつけつごう) という名前の関節で連結しています。 少しずつ、学んでいきましょう。 今まではざっくりとしたイメージをお持ちだったかと思いますが、骨盤の構造的なことを知ることで骨盤を立体的にイメージすることができると思います。 骨盤の解剖学の知識を学んだ上で、実際にそこに手で触れることによりお手当ての深みがでてきます。 解剖学は専門用語が多く、難しいように感じられるかもしてませんが、少しずつ一緒にゆっくり学んでいきましょうね。 この骨盤の簡単な解剖学を書いた人 吉原博紀(よしはらひろき) 【生年月日】1983年5月15日 【出身】広島県尾道市 【趣味】写真、旅行、フットサル、ヨガ、買い物、美味しいもの食べるなど 2004年 メディカルカイロプラクティックカレッジ卒業(全日制2年間) 2005年 MCC横浜認定メディカルカイロプラクター授与 ・田園都市整形外科クリニック カイロプラクティック担当 ・センター南カイロプラクティック勤務 2013年11月 「青葉台リーフ整体院」開院 普段は横浜の青葉台にて整体院を営んでいます。 頭蓋領域のオステオパシーを習得し、発達障害や自律神経系にも対応できるアメリカ発祥の機能神経学も継続して学んでいます。 現在は、うつや自律神経の不調でお悩みの方、乳幼児・子どものトラブル(発達障害、起立性調節障害など)の方を多く診させていただいております。

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Q&A 臼蓋[きゅうがい]形成不全

かん こつ きゅう

左右の恥骨が恥骨結合によって軟骨に接する面。 以下、「」の「」からの引用文となる。 「恥骨体の前内側端は肥厚して、長卵円形の凹凸不平な恥骨結合面を有する。 恥骨結合面の輪郭の形や表面の性状にはかなりの年齢的変化がみられ、年齢判定の一つの目安となる。 恥骨接合面の年令的変化に着目し、年齢推定のための10段階の基準を作ったのはT. Todd 41920, 1921 である。 この基準は今日でも法医学会や人類学で活用され、頭蓋縫合の閉鎖状態による方法よりも少ない誤差で年令判定ができるという。 着眼点は恥骨結合面の骨化の進行・完成と、老人性の退行変化の程度である。 埴原 1952 と小山 1958 の日本人での所見を加味して概説すると次のようになる。 17〜19才の骨化未完成の時期には、結合面全体にわたって数条の平行隆線が明瞭に横走している。 年令の進むとともに隆線間の谷は次第に浅くなって隆線は不明瞭化し、ついには抄出して結合面は平坦になる(25才〜27才)。 石灰沈着が進むと結合面の辺縁が明瞭になってくるが、40才以上では老人性の変化が始まって結合面は粗となり不規則な侵触破壊の像を示すようになる。 」 ・ ・ 【恥骨結節、ちこつけっせつ、英:Pubic tubercle】.

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