シャンパーニュ 地方。 シャンパーニュの魅力

シャンパーニュ地方 ★ 品種・産地、グランクリュの覚え方 など

シャンパーニュ 地方

10の地方と位置を押さえよう フランスは、ワインベルトにすっぽり入るように位置しており、北から南まで10の地方でワインが生産されています。 シャンパーニュ地方• アルザス・ロレーヌ地方• ブルゴーニュ地方• ジュラ・サヴォワ地方• コート・デュ・ローヌ地方• プロヴァンス地方及びコルシカ島• ラングドック・ルーション地方• 南西地方• ボルドー地方• ヴァル・ド・ロワール地方 どの地方でも重要なワインが造られているので、それぞれの産地ごとにポイントを押さえる必要があります。 フランスの基礎データ ソムリエ教本にはその国の経済や歴史、気候風土、文化などが細かく記されています。 もちろん全ての国の歴史や経済を覚えるのはほぼ不可能。 なので、しっかりとポイントを押さえていきましょう。 ワイン法の歴史 フランスのワインは「 AOC法(原産地統制呼称)」という法律で統制されています。 このAOC法が制定されたのは、 1935年。 INAOという組織の前身が設立されたことで、制定されました。 AOC法の詳細は別な記事で紹介しているので、見てみて下さい。 フランスでは、 19世紀後半に、アメリカ由来の病害虫によって多くの 地方 で畑が壊滅的被害を被りました。 ベト病やウドン粉病、フィロキセラと続き、さらには第一次世界大戦での恐慌の影響もり、品質の悪いワインが出回りました。 それを規制するために法律が制定されました。 ワイン用ブドウランキング フランスでは、世界に名を轟かせる超有名品種の宝庫です。 ブドウの栽培ランキングの順番が出題されます。 白ブドウ、黒ブドウ、総合ランキングと様々なパターンでチェックしておきましょう。 白ブドウランキング• ユニ・ブラン(サンテミリオン・デ・シャラント)• シャルドネ(ムロン・ダルボア)• ソーヴィニョン・ブラン(ブラン・フュメ)• セミヨン• ミュスカデ 1位から順で問われることもあれば、選択しが2位からだったり、間を飛ばした選択しもあるので、5位くらいまではしっかり押さえておきましょう。 黒ブドウランキング• メルロ• グルナッシュ• シラー(セリーヌ)• カベルネ・ソーヴィニョン• カリニャン 総合ランキング• メルロ• グルナッシュ• ユニ・ブラン• シラー• カベルネ・ソーヴィニヨン 見てもわかるように、黒ブドウの量が圧倒的ですね。 上位5位までに白ブドウは1つ「ユニ・ブラン」のみです。 さて地方ごとに細かく見てきます。 最初はシャンパーニュ地方です。 フランスの内陸北部、 パリから東に140㎞に位置します。 フランスでは、アルザス地方と並び、最も北に位置する地方のひとつです。 シャンパーニュ地方データ集 シャンパーニュ地方で生産される発泡性のワインは全世界の人々を魅了し、王族貴族にも愛される上質なものです。 日本でも、「モエ・エ・シャンドン」なんかのワインが有名ですよね! ソムリエ試験の観点で押さえてくべくポイントを箇条書きで簡単にまとめてみます。 パリからの距離 ・・・ 東に140㎞• 歴代国王が戴冠式を挙行 ・・・ ランスの大聖堂• 畑の7割は「 マルヌ県」で、多くが 白亜質土壌• 「 オーブ県」はジュラ紀の キンメリジャンの泥灰質土壌 この辺りは試験に出やすいので押さえておきましょう。 ブドウ品種 シャンパーニュ地方で栽培される重要な品種について解説していきます。 シャルドネ• ピノ・ノワール• ムニエ(ピノ・ムニエ) シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3種類がシャンパーニュの醸造に認められています。 マイナーな品種として、あと4品種がありますが、あまり重要ではないと思います。 シャルドネ シャンパーニュを造る唯一の白ブドウ。 その名の通り、「 コート・デ・ブラン」というエリアで多く栽培されます。 繊細さと新鮮味を与える品種です。 ピノ・ノワール 「 モンターニュ・ド・ランス」で主に栽培され、3品種で最多。 ボディと骨格も与える品種です。 ムニエ(ピノ・ムニエ) 「 ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」で主に栽培され、 フルーティさと柔らかさを与える品種です。 シャンパーニュを造る3つの主要品種は、栽培地と味わいの特徴をセットで覚えておきましょう。 シャンパーニュを買う機会があったら、意識して楽しんでみて下さい。 AOC シャンパーニュ地方のAOCは3つ。 そこまで多くないので比較的覚えやすいと思います。 1、 シャンパーニュ( 泡白・ 泡ロゼ) その名の通り、シャンパーニュ地方で造られるスパークリング・ワインのAOCで、白とロゼが生産可能です。 2、 コトー・シャンプノ ワ( 赤・ 白・ ロゼ) シャンパーニュ地方の スティル・ワインのAOC。 つまり炭酸を含まないワインで、 3色全ての生産が可能です。 3、 ロゼ・デ・リセイ( ロゼ) その名の通り、 ロゼワインのみを生産できるAOC。 品種も ピノ・ノワールに限定されています。 AOCシャンパーニュのグラン・クリュを覚えよう シャンパーニュ地方の勉強で重要ものの1つ。 17あるグラン・クリュとその位置関係を覚える必要があります。 様々な参考書や、テキストに地図が載っていますが、実際に試験に臨む際は教本の地図はしっかり覚えましょう。 下記の表は地図と照らし合わせた際の位置関係を略した表です。 よろしければお使い下さい! モンターニュ・ド・ランス地区の覚え方は、 北、中央、南の3つに分けます。 そして、それぞれ左(西)から3つずつ覚えると整理しやすいです! 北 ・・・ ピュイジー、シルリー、ボーモン・シュール・ヴェール みたいな感じ! シャンパーニュの醸造用語 シャンパーニュもワイン概論で解説したように、途中までは通常のワインと同じように造られます。 そこに、炭酸ガスを溶け込ませる方法や味わいの決める方法、シャンパーニュ独自の規定に基づいた醸造工程が追加されます。 ポイント1 ・・・ 圧搾のときの量が決まっている シャンパーニュは圧搾するときの量が規定されています。 ポイント2 ・・・ 動瓶( ルミュアージュ ) 瓶内での熟成中、澱を瓶の口に集めるために行われる作業。 「 ピュピトル」と呼ばれる木の板にボトルを差し込んで、斜めの状態にしておきます。 毎日ボトルを回転させながら少しずる垂直していく。 ポイント3 ・・・ 澱抜き( デゴルジュマン ) 動瓶によって瓶の口集められた澱を除去する作業。 澱が集まった瓶の口を氷点下の液体に付けて凍らせる。 そして、ガス圧を利用して栓と一緒に澱を吹き飛ばします。 ポイント4 ・・・ 糖分調整( ドサージュ ) 澱抜き後、最後の 甘味調整のために、糖分を加えたワインを加える作業。 この液体のことを「 リキュール・デクスペディション(門出のリキュール)」と呼ばれ、最終的な残糖量が決まります。 その他の関連用語 ・ ノン・ヴィンテージ(ノン・ミレジメ) シャンパーニュはその年に取れたブドウだけではなく、 過去に収穫したブドウで造られたワイン「リザーヴワイン」をアッサンブラージュ(ブレンド)して生産されます。 これは、天候による不作の年でも、調合することで品質を維持するために行われます。 複数年のワインがブレンドされるため、ヴィンテージを表記できないことから、多くのシャンパーニュはヴィンテージの記載がありません。 ノン・ミレジメの熟成期間は最低「 15か月」です。 ・ ヴィンテージ・シャンパーニュ(ミレジメ) 当たり年や特徴的な年にのみ生産される、その年のブドウのみで造られたシャンパーニュ。 最低熟成期間は「 36か月」。 これらは、各シャンパーニュメゾンが誇る最上級銘柄である、プレステージ・キュヴェとなる場合があります。 ・ ブラン・ド・ブラン 「ブラン」とはフランス語で「白」を意味します。 つまり、白ブドウのみで造られたシャンパーニュのことで、当然シャルドネが使用されます。 シャンパーニュ生産者の形態 皆さん、ワインを生産、販売している場所のイメージはどんなものがあるでしょう? 多くの方がワイナリーを思い浮かべるかもしれません。 つまり、自分でブドウを栽培して収穫し、ワインを醸造して販売するという会社。 しかし、シャンパーニュ地方では、様々営業形態が見られます。 アルファベットと意味をそれぞれ覚える必要があります。 NM ・・・ ネゴシアン・マニピュラン ブドウを他の人から買って、シャンパーニュを生産する。 RM ・・・ レコルタン・マニピュラン 自分の畑で栽培・収穫し、醸造も行う。 CM ・・・ コーペラティブ・ド・マニピュラン 加盟している農家のブドウを使用して醸造販売をおこなう生産者協同組合。 RC ・・・ レコルタン・コーペラトゥール 協同組合にブドウを持ち込み、醸造を依頼。 出来上がったシャンパーニュを買い取って自社の銘柄で販売する。 ND ・・・ ネゴシアン・ディストリビュトゥール 出来上がったシャンパーニュを購入して、自社ブランドで販売する。 MA ・・・ マルク・ダシュトゥール ホテルやその他の企業などのプライベートラベルで販売されるシャンパーニュ。 フランス1回目の講座でしたが、このような感じで各産地ごとに解説をしていきます。 今後は地理的な知識や理解が必要になってくるので、時間があるときに世界地図でも見ておきましょう! 次回の講座は「アルザス地方」です! お楽しみに!!.

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【要点解説】シャンパーニュの特徴と主要AOCと造り方を5分で理解

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シャンパーニュの基礎知識のおさらいです。 記憶は反復が大事。 これを読めば、プレステージ・キュヴェがさらに美味しく楽しめる。 読んで10分、1本空けるまでの話題にこと欠かない。 シャンパーニュに対する疑問がシュワッと解けるキーワードをここにご紹介する。 グラン・クリュとプルミエ・クリュ シャンパーニュを語るとき、よく耳にするのが「 グラン・クリュ」と「 プルミエ・クリュ」という2つのキーワードだ。 聞きなれてはいるけれど、細かな違いまではわからないという読者も多いだろう。 「クリュ」とは、一般的に畑を意味するフランス語だ。 だが、シャンパーニュ地方においては、どんな意味を持ち、どのように区別されているのだろうか。 その疑問点、本稿で一挙解消していただきたい。 シャンパーニュの原産地統制名称(AOC)は、1927年制定の法律で定められた総面積3万4000ヘクタールの生産地域にある。 ブドウ栽培地は大きく4つのエリアに分かれている。 まずは、北のランスから南のエペルネにある小高い丘陵地。 その丘の北から東、南に続くゾーンが「 モンターニュ・ド・ランス」(Montagne de Reims ランス山の意)。 こちらはヨンヌ県に接し、ブルゴーニュを代表する生産地シャブリとも近い位置関係にある。 シャンパーニュ地方の一部として認められたのが1911年ではあるが、近年注目度が高まっている地である。 モンターニュ・ド・ランスは、最良のピノ・ノワールの生産地のひとつとして名高い。 ヴァレ・ド・ラ・マルヌが得意とするのは、気候条件ゆえにムニエ。 そして、その名が物語るようにコート・デ・ブランは、白ブドウであるシャルドネの聖地として世界的に知られている。 もっとも南に位置するコート・デ・バールは、おもにピノ・ノワールが栽培されている。 シャンパーニュ地方には319の市町村が存在し、それらが「クリュ」と呼ばれている。 同地方のブドウはかつて、栽培農家とメゾンの間で年ごとに決められる公定価格をもとにして取引が行われていた。 ちなみに、グラン・クリュの数は17、プルミエ・クリュは44。 グラン・クリュのブドウのみを使用したシャンパーニュには、ラベルに「グラン・クリュ」と表記されることが認められており、公定価格の制度が廃止された今でも、これらの呼称が残っている。 つまり、シャンパーニュ地方では栽培地域の単位を村(クリュ)としており、それぞれにランクが存在するという訳だ。 ラベルに「グラン・クリュ」の表記があるのは、シャンパーニュとしてのステイタスなのだ。 いっぽう、近年では独自の理論でビオディナミ栽培を実践したり、ブルゴーニュ発想で区画・品種・ヴィンテージ単一でシャンパーニュを造る個性的な小規模生産者も多数登場し、すでに地位を築いている。 格付けではなく、造り手の唯一無二の個性が高評価のポイントとなっているため、すでに格付け=価格とは言い切れない。 歴史的に不動の名声を持つシャンパーニュ地方においても、何を最良とするかの価値基準は日々多様化を増しているのだ。 とはいえ、飲み手としてもっとも気になるのが、味わいと価格のバランスではないだろうか。 もし見ず知らずのシャンパーニュと出合ったなら、その味わいを予測する一つの目安として本項でご紹介した「グラン・クリュ」と「プルミエ・クリュ」の違いを少しだけ思い出してみて欲しい。 NVとヴィンテージとプレステージ シャンパーニュのリストで見られる NVとは、ノン・ヴィンテージの略。 通常、ワインのラベルにはブドウの収穫年が明記されている。 だが、近年温暖化の影響を受けているとはいえ、ブドウ栽培北限の地と言われるシャンパーニュ地方において、作柄に左右されずに一定のクオリティを維持するのは難しい。 だから複数年のヴィンテージをアッサンブラージュして造られているのがノン・ヴィンテージのアイテムである。 各メゾンがブランドイメージを体現すべく、巧みなブレンド技術を尽くしてリリースするため、メゾンの個性を理解するにはノン・ヴィンテージがベストと支持するコアなシャンパーニュ通も多い。 いっぽうで、作柄の良い年にのみ造られ、ボトルにヴィンテージを記載しているのが「 ヴィンテージ・シャンパーニュ」。 さらに、特に優れたブドウをしたものが「 プレステージ」。 メゾンの顔ならNV、最良の作柄の個性を堪能したければプレステージを選ぶべし!.

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【フランス】重要ポイント解説 ~概要、シャンパーニュ地方~

シャンパーニュ 地方

シャンパーニュ地方は、世界で一番刺激的なワインを生産しています。 そうです、「シャンパン」のことです。 シャンパーニュ地方の地理 シャンパーニュ地方は、パリの東側にあります。 マルヌ川(セーヌ川の支流)、ヴェル川、エーヌ川(オワーズ川の支流)の沿岸に位置します。 パリからは約120kmでシャンパーニュ地方に到着します。 「モー Meaux」という町から、「エペルネ Epernay」までがシャンパーニュです。 シャンパーニュ地方は3つの地域に分かれます。 「マルヌ県」「オーヴ県」「エーヌ県」です。 地方の中心は、 「マルヌ県」です。 「マルヌ県」はさらに3つの地域に分けることが出来ます。 「ランスの山地」「マルヌの渓谷」そして「コート・デ・ブラン」です。 ランスReimsは主都なのでご存知の方も多いかもしれません。 シャンパーニュ地方の 土壌は白亜なのでこのようなタイプのワイン生産に理想的といえます。 ランスの町の大聖堂。 奥にあるシャガールのステンドグラスも有名です。 地理の話はこのへんにしましょう。 シャンパーニュ地方の気候 さて、シャンパーニュ地方の気候は、他に比べて特徴があります。 冬は 比較的過ごしやすく、夏と秋には 太陽の光が降り注ぎます。 ちなみに東京の年間平均気温は16. シャンパーニュ地方は、ワインを作っている地域としてはフランスの中では一番「北」に位置します。 (他のクラシックなワインと比べると、発泡性のワインは、一般的には、ブドウが熟するのに十分なだけの太陽の光がない、日照時間の少ない地域で作られることが多いようです。 ただしシャンパーニュ地方は前述のように十分に日照時間があるようです。 ) 〈シャンパーニュ地方の基本情報〉 場所 パリの東、マルヌ川沿岸 面積 25 000 平方キロメートル(シャンパーニュ・アルデン地方) 気候 大陸性気候、冬は寒さは厳しくなく夏と秋は日照時間が北部にしては長め。

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